都留文科大学学報(第145号)
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 2021年度の教員採用試験はコロナ禍の影響で、各都道府県・政令指定都市教育委員会は試験会場の拡大や期日の延長、論作や場面指導のカット等、様々な変更を余儀なくされた。しかし、各教育委員会とも人材確保の面で、教員としての知識と人柄を重視した方針を変えることなく、個人面接の比重を高くして対応を図っていたように受け取られた。また、コロナ禍は本大学、支援センターでも影響を被り、毎年行われる対策講習会や模擬授業対策会・説明会・学習会等が中止となり、志願者には受難の年となった。 そこで、当センターではリスクを補うことができるよう、さらに、志願者の要望により応えられるよう、教員採用試験対応策を実施してきた。5月からのリモートによる面接対策では家庭や学校にいても例年に劣ることがないよう、知識・技術・コミュニケーション能力を高めることに重点を置き支援を進めた。さらに、メール機能を利用して論作文の添削も行ってきた。6月からはソーシャルディスタンスに配慮し、広い教室で集団討論・個人面接・模擬授業・場面指導等、対面での指導を実践した。以上の取り組みで、思いどおりに活動できない中ではあったが、学生の頑張りもあり例年に負けない成果を上げることができた。教員アドバイザー・副センター長渡邊 昌哉リモートと対面で採用試験に取り組む教員コロナ禍の就職支援―キャリア支援センターより―Pick Up!集団討論対策個人面接対策362021年3月10日(水)

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