都留文科大学学報(第145号)
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 都留での6年間はあっという間でした。なかでも、大学3年から大学院までの4年間は恐ろしいスピードで時間が過ぎていったように思い、それほど濃い時間を過ごさせて頂いていたのだと振り返って感じます。 そして、この濃い時間は大きく分けて2つのことに費やした時間でもあります。一つは「部活動」です。なかでも同期との繋がりはかけがえのないものとなりました。 もう一つは「勉学」です。大学院にて、私のやりたかった研究を行う機会を頂き、その中で指導教官の先生をはじめ、多くの先生方の助力を頂きました。 大学院にて先生方や同級生と交わした議論はどれも刺激的で、かつ私の想像を超えたものでした。先生との一対一の講義など、学部生のときにはなかった貴重な経験のなかで、研究者の卵として接してくださった先生方には本当に感謝しています。 最後になりますがこの場を借りて、大学院に進ませてくれた家族、練習や試合を通じて共に高め合った部活動の仲間、様々なことを語り合い、論文でつまずいた時にはアドバイスをくれた大学院の同級生、そして、温かくも丁寧なご指導をして頂いた先生方に、改めて深く御礼申し上げます。6年間を振り返って大学院社会学地域社会研究専攻井草桂太 大学、大学院と都留文科大学で過ごし、実り多い日々でした。入学以来、勉学や部活動に励み、友人と過ごした6年間が、ほんの一瞬のように感じられます。 和歌の、三十一文字に複雑な情景や心情を表す表現技法の豊かさに私は惹かれます。大学で、そして大学院で学んだ上代の文学世界の普遍的な美しさ。それに加え、現代の文学まで幅広い授業をしていただき、その一つひとつが先生方との距離が近いこともあり、新たな知識やより深い考えを得る貴重な時間でした。今、私は学ぶことの困難さと高い価値を自分の財産にできたことに深く感謝しています。 個人的なことですが、大学院では同学年の菅野愛美さんにいつもお世話になりました。授業も日常のこともしっかり者の彼女にいつも相談しており、おかげで大学院生活を楽しく過ごすことが出来ました。特に修士論文執筆中は菅野さんといつも励ましあい、友人のありがたさを実感しました。心の支えとなってくれた国文学科の先生方、菅野さん、本当にありがとうございました。 大学院の先輩、後輩、大学の事務の方々にも本当にお世話になりました。都留文で過ごした全ての日々に心からの感謝を申し上げ、旅立つ言葉といたします。ありがとうございました。旅立ちに寄せて大学院国文学専攻田浦佳奈同専攻の後輩たち部活動の仲間と旅立つことば142021年3月10日(水)

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