2018年10月アーカイブ

こんにちは。

「日本語パートナーズ」は国際交流基金アジアセンターが行っている派遣事業です。

アジアの中学校や高校で、日本語授業のアシスタントをしたり、日本文化の紹介をしたりします。

フィリピン、ベトナム、インドネシア、カンボジア派遣の応募期間は11月1日~12月11日です。

語学教育センターに募集要項がありますので、欲しい方は取りに来てください。

日本語パートナーズについて詳しく知りたい方はこちらのサイトを見てください。

https://jfac.jp/partners/

こんにちは。

昨年度卒業した先輩からメッセージをいただきました。

将来、日本語教師を目指す方にとって励みになる内容です。

ぜひ読んでください。

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都留文科大学の皆様、こんにちは。坂田佑貴と申します。

私は2018年3月に都留文科大学の英文学科を卒業し、現在は都内の日本語学校で専任講師として勤務しています。

まずは、私の日本語教師を目指すきっかけと大学生活から今に至るまでを紹介したいと思います。私は以前通っていた大学を中退した後、たいした理由もなく訪れたフィリピン留学がきっかけで日本語教師を志すようになりました。国も年齢も文化も違う大勢の人と関われる仕事に心から惹かれ、フィリピン留学後に日本語教師を目指し都留文科大学に入学することとなりました。ここまで読んでお気づきの人もいるかもしれませんが、入学当時の私はすでに21歳でした。自分より3つも若い友人に囲まれながら、いい日本語教師になるべく色々ことに挑戦しました。日本文化を学ぼうと邦楽部に入り箏を練習したり(これは挫折に終わりました。。。)、外国語教師という点で共通点があるのではという考えから教職課程をとったり、論理的思考を養うべく英語のディベートサークルに入ったり(日本語教師と関係あるかはわかりませんが)。もちろん日本語関連の講義も可能な限り受講し、3年次には、夏休みに行われる「日本語教育実習」にも参加しました。夏休みに向けて毎週1本教案を書くのは本当につらかったですが、教師としての土台をつくることができましたし、今ではいい思い出です。そして3年次の冬「日本語教育能力検定試験」に合格し、4年次には東京に引っ越し都内の日本語学校で非常勤講師としてキャリアをスタートさせました。午前中は教師として教壇に立ち、午後は大学生として授業を受けるような日もありました。そして卒業を控えた1月、幸運なことに専任講師のお声がかかり今に至ります。卒業後すぐの4月からは、1か月間ミャンマーへ出張させてもらい新たな経験を積むことができました。

日本語教師になってからは日々勉強の生活ですが、本当に充実しています。仕事内容は多岐にわたり、授業はもちろんのこと、イベントの企画や生活・進路指導、病院の引率、証明書の作成、ビザ更新など留学生に関わることすべてをサポートしています。忙しいことは否定のしようもありませんが、人の人生の分岐点に関わることのできる喜びと責任を日々噛みしめています。

ここから先は日本語教師を目指す方向けのアドバイスです。まず日本語教師を目指す方は、大学在学中に少しでも多くの授業経験を積むことをおすすめします。模擬授業を行う授業や実習がいくつかあると思います。もちろん塾の講師のアルバイトや教職課程なども確実にプラスになるでしょう。資格さえあれば募集条件は満たしていますが、採用試験には模擬授業が必ず含まれます。採用試験突破のためにも、授業経験が多いに越したことはありません。それと教案を作成する機会があるならば、納得のいくまで徹底的につくってみてください。実際に勤務するようになると、1つの教案を作りこむ時間が取れないことが多くなります。今の段階で、しっかりと授業準備する経験をしておかないと後々困ることになると思います。また、大学在学中から働き始めたい人は「日本語教育検定試験」の合格が必須です。在学中は、まだ副専攻の資格がないためです。試験は範囲も広いので、早めから計画的に準備を進めてください。日本語学校の中には、試験合格の講師への資格手当を出す学校もありますので、金銭的面からも役に立つかもしれません。長々と偉そうなことを言ってしまいましたが、少しでも参考になれば嬉しいです。

最後に、ひとつ宣伝をさせてください。現在、皆さんのような日本語教育に興味のある学生を対象に情報発信や勉強会を行うコミュニティを運営しています。まだつくったばかりですが、これからどんどん盛り上げていこうと思っていますので、興味がある方には是非参加してもらいたいです。Facebookにてお気軽にご連絡ください。

https://www.facebook.com/にほんごファクトリー-1051146625055019/?modal=admin_todo_tour

大学生でいる期間ほど、様々なことにチャレンジできる時間はいないと思います。ぜひ色々なことに挑戦してみてください。どんな経験も、教師として人として、皆さんに深みを持たせてくれると思います。皆さんの今後の活動を心より応援しています。

都留文科大学卒業生

坂田佑貴