ブックタイトル富士道を歩く会 2012~2014の旅録

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富士道を歩く会 2012~2014の旅録

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富士道を歩く会 2012~2014の旅録

column * 02一の瀬桑(養蚕のなごり)富士道を歩いていると、よく出会う木が桑の木だ。庭木と違い、道ばたに1本、ぽつんとあって、手入れされずに伸びた枝葉が小さな日陰をつくっている。これは数十年前まで郡内の一大産業だった養蚕の名残だ。なかでも養蚕用に山梨県内で品種改良されたのが「一の瀬」桑で、栄養があり、柔らかくみずみずしい大きな葉は、良い繭をつくる蚕を育てるために欠かせないものだったそうだ。道の端に佇む桑の木は、かつての暮らしの痕跡をひっそりと今に伝えている。香西恵=文・写真21富士道を歩く会