ブックタイトルフィールド・ノート no.84 Mar.2015

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フィールド・ノート no.84 Mar.2015

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フィールド・ノート no.84 Mar.2015

「ムササビ観察会」をおこないました(12月14日)子ども自然教室のイベントで「ムササビ観察会」を開催しました。午後3時45分ごろから本学自然科学棟にて、ムササビの体のつくりなどを学ぶ講座をおこないました。ムササビの全長は70㎝ほどと、結構大きいのです。子どもたちもムササビの標本を見てびっくり。次々と「大きい!」「でか!」と驚きの声があがりました。ムササビについての興味が高まったところで、今宮神社に移動し観察開始。午後5時ごろに御神木のウロ(木の内部が朽ちて空洞になった穴)からムササビが顔を出しました。この日は、2ヶ所のウロからそれぞれ1頭ずつ顔を出し、その15分後には2匹同時に滑空。冬は木の葉がないため、滑空のようすをよく観察することができます。全員がムササビの滑空を観察できた、大変満足な観察会となりました。ムササビコラム―ムササビの冬越し―ムササビは「冬眠しない」ということをご存知でしょうか。彼らは草食動物で、木の葉や実、果実などを食べて暮らしています。植物は、肉などに比べてエネルギーになりにくいため、草食のムササビはヒトよりずっと少ないエネルギーで生きていることになります。さらに冬になると森では食物が減ってしまいます。そのうえ気温も低くなるためムササビにとってはとても暮らしにくい季節なのではないでしょうか。そんな冬、ムササビは極力体力を使わないよう、無駄な動きはせず木の枝の上などでじっとしていることが多いようです。43