ブックタイトルフィールド・ノート no.84 Mar.2015

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フィールド・ノート no.84 Mar.2015

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フィールド・ノート no.84 Mar.2015

no.84 Mar. 2015 30そこは洋食のレストラン。私はアルバイトとして働いていて、マスターやお客さんの人柄に惹かれた。そんな魅力的な人々が集まる「レストラン鎌倉」という場所は、働く人、訪れる人にとってどのような存在なのだろうか。前編では、マスターにとっての「レストラン鎌倉」とはなにかお話をうかがう。「レストラン鎌倉」という場所加藤萌香(初等教育学科2年)=文・写真おかじま食品館の向かいにある道を通ると、ふわりと香ってくるお腹がすく匂いに思わずその出所を探してしまう。薄黄色の外壁に、木製の扉。扉を引くとカランと鈴の音がなり、目の前に広がるのはレトロな雰囲気の店内。長く使用していることをうかがわせる、こげ茶色を基調とした椅子と机、薄い灰色の壁は上から降り注ぐライトの光で暖かみのあるクリーム色に見える。重厚な趣きのあるようすに一瞬かしこまってしまうけれど、奥から聞こえるマスターの「いらっしゃいませ」という明るくて気取らない声に安心する。夕方になると、店内は橙色のライトが際立ち、穏やかな雰囲気へと変わる。前編