ブックタイトルフィールド・ノート no.84 Mar.2015

ページ
15/48

このページは フィールド・ノート no.84 Mar.2015 の電子ブックに掲載されている15ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

フィールド・ノート no.84 Mar.2015

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

フィールド・ノート no.84 Mar.2015

⑥勝山城跡川棚の勝山城跡(お城山)の山頂の様子をおさめた写真。この当時、谷村では4月3日にお寿司などをもってお城山に登って食べる風習があったようだが、今は廃れてしまった。昭和43年(1968) 4月撮影平成25年(2013) 12月11日撮影◇遠藤周作の次の言葉が頭に残っています。「廃墟は踏絵のその眼のように人間の人生や心をじっと見てきた墟(あと)である。」(遠藤周作著『狐狸庵閑話』、2001年、新潮社、P.76)ここでご紹介した写真に写るのは、地域のなかでほとんど見られなくなってしまったお祭りや風習であり、遠藤周作の言う廃墟といえるでしょう。写真はその場が見てきた人間の活動の一部を私たちに伝えます。そして私たちの生活する空間は、過去の人々が生きた時間と重なり合い、その上に成り立っていることに気付かせてくれるでしょう。だからこそ、写真がもつ情報を丹念に拾い集め、その情報を確実に後世に伝えていく必要があると考えます。「わたしとあなたの都留アルバム」事業はこうした使命を背負っていることを自覚し、引き続き取り組んでいきたいと思います。(森屋)お知らせ企画展を開催します!ミュージアム都留では、都留文科大学地域交流研究センターと連携した企画展、「写真でたどる都留の時代─未来へつなぐ地域の記憶─」を開催します。開催期間は、3月20日から5月6日です。今回の展示では、市内で集めた写真を、国内や市内の出来事をまとめた年表に沿って並べ、写真が撮影された時代の移り変わりをわかりやすくお伝えします。お問い合わせ先は、下記までお願いします。ミュージアム都留:0554-45-8008都留文科大学地域交流研究センター:0554-43-434115