ブックタイトルフィールド・ノート no.83 Dec.2014

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フィールド・ノート no.83 Dec.2014

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フィールド・ノート no.83 Dec.2014

4観察を始めてから一週間すると、実全体に赤356き私の視線はワタの実にくぎ付けになった。次の日から、武田さんのお宅の前を通ると127察する日々が始まった。た。こうして武田さんのお庭のワタの実を観[1、2]1の花がしぼむと翌日には2の色に変化する(2013.9.2)(提供)[3]緑色のワタの実(2013.9.2)(提供)[4]実は赤みがかかり、ふくらんでいる(2014.10.21)[5] 4のときよりも実にツヤ、ハリがなくなり、割れ目からは白い綿が見える(2014.10.28)[6]実は完全に割れて、1つから綿があふれている(2014.11.20)[7]きれいなまるいコットンボールができている。まるでわたあめのよう(2013.10.7)(提「供)タがコな興し面促固んる実ボ武のあッか味もはさで。はー田い実ふトにをしツれいさ緑ルさんがれン綿もなル実てら色ほんだ変出ボがっいツを、にでどがよま化てー詰た。ル触赤との指、るすくルま。こしっで色こ大さ触るるとっ調のてて「のろきすっ様ら呼てべ出いみドうどさ方て子しばいて来てるラねこの向いれてみ事繊とごゴっろ実をを。る、るが維、らンたにが見見私や実ときのたんのガ赤目て届はわの、っよし」卵ク紫にみけ自ら皮どかうかとが色入るた分かがうけなに武」の実のっといのな破やで感固田よを斑た、と目綿れらワじいさう包点。ゴ思で繊る実タが。んだみがそルっワ維とのに少表にこあのフ。声の主は武た田けだ明あ子きこさん(67)。そう言われて、れはワタの実だよ。綿になるの、知ってる?」いると、近所のかたに声をかけられた。「こアパートからのびるゆるやかな坂道を下って10月14日の昼下がり、大学へ向かうためにあるんだよ」と玄関に飾ってあるリースからだ。すると、武田さんは「綿のなかには種がンボールが見られるのはまだ先になりそう遅くなってしまったらしい。だから、コットえていただいた。今年はワタの種をまくのがンボールが見られたと写真を確認しながら教た。去年は10月7日に、まるく整ったコットいに武田さんにお話をうかがうことができ感じて、気が気ではなかった。10月29日、つで見るワタの実は急に変化してしまいそうにものが見えるようになっていた。焦る気持ちっぽくなり割れて、割れ目からわずかに白い日が続く。そのあいだにもひとつの実が茶色そう決意してから武田さんにお会いできないさんにお話をうかがうことにした。しかし、もっとワタについて知りたいと思って武田は次から次へと変化するおもしろい植物だ。に花が落ち、この実ができたのだろう。ワタたのは夏休み前の7月だったので、夏休み中の花だったことを知って驚いた。その花を見い出した。あとから図鑑を見て、それがワタクリーム色の大きな花が咲いていたことを思夏にちょうどワタの植えてある鉢のところでみが増した。ワタの観察を続けるなかでふと、ボールを見るぞ、と今から意気込んでいる。子を見たい。来年こそはフワフワなコットンた、実が割れるところや花の色が変化する様と思っている。今回は見ることができなかっせることから始めて、ワタを自分で育てたいく姿に夢中になっていた。来年は種を発芽さワタの観察をしてみて、次々に変化していった。ールはなんとも不恰好な形で完成されてしまたがそれ以上変化はなく、今年のコットンボ滝のように垂れていた。数日間様子を見てい4つに割れたうちの1つがやわらかくなり、察するようになった。その2週間ほどあとに、見ることができると思って、より注意深く観たが、ついにまるく整ったコットンボールをまだフワフワではなかった。少し残念に思っ触ってみると、ぎゅっと凝縮していて固い。て、白い綿がむき出しの状態になっていた。11月3日になると、実は完全に4つに割れ簡単には姿を見せてくれなかった。せた。種は綿に守られるように包まれていて、ヒマワリの種ほどの大きさの種が顔をのぞかいくと、まわりにボワボワと白い毛が生えた綿をもぎ取って、私に渡してくれた。さいて15