ブックタイトルフィールド・ノート no.82 Aug.2014

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フィールド・ノート no.82 Aug.2014

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フィールド・ノート no.82 Aug.2014

自分を誇る谷村町で見つけた平屋のお店。そこは歴史を感じさせるような雰囲気がある。興味がわいて入った先で、あるお話を聞くことができた。店を訪ねることにした。その建物の独特の雰囲気に興味がわいて、おキーホルダーが飾ってあったりする。私は、ラシが窓一面に貼ってあったり、不思議なれは寿す美屋みや本ほ舗んぽという名前のお店だ。古いチ一軒のお店がある。横に長い平屋の建物。そと、谷村町にあるミュージアム都留の近くに国道139号線を大月方面に歩いていく偶然見つけたお店で寿美屋本舗のなかにある応接間のような休憩所。武さんたちはよくここでお茶を飲んでいる自分の経験についても、ほかの人が経験しなはどこか誇らしげにお店について紹介し、ごという。しかし、そう言いながらも、武さんに決めた、という理由で今の仕事をしているしゃった。自分が長男だったから親が跡継ぎと武さんは「店も楽しくねえだよ」とおっい、今の生活についても質問してみた。するとは幸せに感じられるのではないか。そう思しかしその分だけ、今、お店をやっているこりがあるけれど、多くの苦難があっただろう。けたという。当時を知らない私には想像に限の意思ではなかったが、戦争が終わるまで続戦地に赴いたそうだ。それはどちらも武さんたという。はじめは軍需工場で働き、のちに武さんの青年時代は第二次世界大戦中だっ武さんに残った経験ご自身のお話も聞かせていただいた。はお店のお話をうかがい、またそこで武さんはなかなか来ないらしく、珍しいそうだ。私すぐ「話そう」と言ってくださった。若い人弟の和か男ずおさんが談笑している。挨拶をするとべられていた。店内では店主の市いちか川わ武たけしさんとなかに入ると、壁一面にお皿や湯飲みが並高橋未瑠来(社会学科1年)=文・写真せてくれるきっかけになっていた。かった自信をもつということを、私に考えさ武さんとのお話は、曖昧にしか分かっていなど、言葉では理解できていなかったものだ。までなんとなく感覚でとらえてはいたけれまり自分を認められることだ。この発見は今じていたのだろう。自信をもつというのはつことだった。私はそのようすを羨ましいと感じていたのだ。武さんの自信は自分を認めるようすはなかった。武さんは自分を誇りに感経験、自分の歩んできた人生を恥ずかしがるんは堂々と自分について語っていた。自分のぜか、考えていて気づいたことがある。武さ自信をもっている武さんが羨ましいのはなないものだったからだろう。羨ましい。武さんからつたわる自信が私にはだった。そんなふうに自慢げに話すようすがきた。堂々とした淀みのないしゃべりかたう。しゃべりかたからもその自信は伝わってしたことがきっと大きな自信になったのだろでも、兵役をやりきったり、お店を続けたりださった。武さんにとってはやらされたことい、さまざまなことをやってきたと語ってく33