ブックタイトルフィールド・ノート no.82 Aug.2014

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フィールド・ノート no.82 Aug.2014

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フィールド・ノート no.82 Aug.2014

夜の中屋敷へ小俣渓和(社会学科1年)=文・写真小屋のなかでメモ帳を片手に外を眺めながら生きものを待つ敷にある小屋のなかで「待って」みが、今回は生きものが来るのを中屋ものを「見つけに行く」ことが多いられたのだろうか。私はふだん生きがある。このような痕跡はいつ付けが地面を掘った跡が残っていることみると、ニホンジカの足跡や、何かうな姿なのだろうか。昼間に行って敷へ向かった。夜の中屋敷はどのよ6月25日の夕暮れどき、私は中屋待ってみる観察メモ18:30中屋敷到着18:32スズメ2羽が小屋の前から飛び立っていった18:45カエルが鳴き始める(15分ぐらいの間隔で鳴き続ける)20:22ホタルが光る20:52ホタルが小屋へ0:43ジャボンという音5:49カモ2羽が池に降りてきたき突然奥のほうからジャボンというのまにか0時を過ぎている。そのとそんなことをしているうちにいつことが嬉しかった。うからやってきてくれた。私はその私が待っているときに生きもののほホタルだった。小さな姿だけれどもてきて網戸に止まった。光の正体は光る。緑色の光が小屋のほうに寄ってそのあたりに注目してみるとまた光ったような気がした。何かと思っを眺めていると、奥のほうで何かがカエルの声を聞きながら池のほうくなってきたような気がする。るとともに、カエルの鳴く間隔が短肌寒くなってきた。暗さが増してく過ぎたあたりから薄暗くなり、少しからカエルが鳴き始めた。19時半を小屋に着いて少し落ち着いたころ感覚を頼りに出会うことができるのだろうか。ることにした。何かがやってきて、教えてくれた。待つという新しい観察の仕方を私に広がっていたのだ。夜の中屋敷は、とができ、自分の認識できる世界がて観察することで周囲に気を配るこ取れることが広がっていた。留まっ見ていなかったが、待つことで感じのを追いかけていたときは一部しかいるような気がした。今まで生きもて、自分が外の世界と一体になって感じ取ることに集中することができど夜に待っていると周りのようすをを観察するのを忘れてしまう。ければかりに夢中になり、周りのようすと、生きものの姿を追い求めることふだんは生きものを見つけようたのを見て、中屋敷の観察を終えた。が2羽、池に降りて水浴びをしていらなかった。それから先は朝にカモライトを向けてみたが、正体はわかほうからガタッという音がしたので大きな音がした。続けて小屋の隣のno. 82 Aug. 2014 32