ブックタイトルフィールド・ノート no.82 Aug.2014

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フィールド・ノート no.82 Aug.2014

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フィールド・ノート no.82 Aug.2014

第25回H・D・ソローが『ウォールデン森の生活』(今泉吉晴訳、小学館)で示唆した散歩のほんとうの意味とは何か。散歩をとおして見えてくるものとは。私たちは歩くことで、変貌する自然やまちの今を記録し、フィールド・ミュージアムのたのしみを報告していきます。いっしょに観察する楽しみ附属小学校に隣接する森北垣憲仁(本誌発行人)=文・写真を楽しめるような授業の内容にしました。うな動物を対象として、みんなでその出会いていることが分かりました。そこで、このよホンリス、アカネズミ、ヒミズなどが暮らしど生活の痕跡を調べてみると、ムササビやニ附属小学校の森で、事前に動物の食べ痕なした。たちの関心の高い哺乳類をテーマにしたのできっかけになるのではないかと考え、子ども野生動物にじかに出会うことは自然に親しむす。この森にすむムササビなど、身近にいる動物への子どもたちの関心は高かったようでた。森が近いこともあって、日ごろから野生でニホンジカを見たという子どももいまし哺乳類は暮らしています。じっさい、この森す。スギやヒノキの植林地ですが、そこにも附属小学校には、校舎に接して森がありまほとんどありません。難しいため、学校の授業でも扱われる機会はないます。ふつう野生の哺乳類に出会うのはうテーマのもと、年間7回ほどの授業をおこ「身近な哺乳類に出会う工夫をしよう」とい今対年象もと、し都た留授市業立を附し属て小い学ま校すで。4毎年年生、をて餌台に来るようになったのです。しました。すると、ニホンリスが木の橋を渡っくりました。開けた場所には餌台をかけなおてて木々を横木でつなぎ、リスが通る道をつどもたちは、森に落ちている丸太を枝にみたうにして来るのかよく見えません。そこで子茂っているためニホンリスがどこからどのよしかし、それだけではスギやヒノキの葉がとにしました。り、好物のクルミを自分たちで拾い、置くこから、みんなで校舎の窓のそばに餌台をつくリスを観察したい、という子どもたちの想いし合いました。なるべく校舎の近くでニホンな工夫をしたらニホンリスに出会えるかを話の先生や学級のみんなと相談しながら、どん去年、私の話を聞いた子どもたちは、担任好き、ということなどです。わりが見通せるような場所で食事をするのが合、枝を走り木から木へと移動すること。ま介するだけです。たとえば、ニホンリスの場察の工夫をします。私は、基本的な生態を紹この授業では、子どもたちが自分たちで観観察の工夫をいっしょに考えるno. 82 Aug. 2014 10