ブックタイトルフィールド・ノート no.81 Jun.2014

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フィールド・ノート no.81 Jun.2014

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フィールド・ノート no.81 Jun.2014

no. 81 Jun. 2014 18モズあの花を見てみたい、こんな場面をぜひ観察したい、というものがあります。それは本や図鑑で知ったことだったり、人に聞いた現象だったりします。あるいは、生きものの一連の行動から類推したものかもしれません。 たとえば、モズは秋から冬にかけて昆虫や両生類、は虫類などを木の枝やトゲに刺して「はやにえ」を作ります。モズのよくいる場所に行くと「はやにえ」は見つかるものの、それを作る瞬間はなかなか目にすることができません。「はやにえ」を見たことによって、どのような条件の場所に作るのか、そもそもなぜ作るのかという疑問へと発展していきます。しかし、どのように刺しているのかはわからないため、その瞬間を観察したいのです。見通しを持った観察 私たちはなぜ、このように思うのでしょうか。すでにそこに存在しているものや現象を、どうして自分の目で確認したくなるのか。おそらく、直接そのものに触れて学ぶべきですし、自分で見ないと本当に理解できないからはやにえ。サンショウのトゲにアマガエルを刺したもの。はやにえは後でモズが食べることがある。しかし、なぜはやにえを作るのかはよくわかっていない目標を決めて観察に出掛ける。より深く生きものを知るために、そんな自然観察の方法を提案します。第24 回何かを探しつつ、   広く見ること